佐賀県管工事協同組合連合会 理事長 原田 恵三

先行きの見えない景気低迷にはまり込んだ2008年。緩やかながらも回復基調にあった国内経済は暗転し、県内も後退局面入りが鮮明になりました。

 前半は、ガソリンや食料品の高騰が市民の暮らしを直撃、米国発の世界不況に巻き込まれた製造業では非正規労働者を中心に人員調整の動きが広がりました。「供給過剰の建設業界では厳しい経営が予想される」不況の波は働き盛りの正社員という日本の企業社会の中核に迫ってきました。

 又、建設業界にあっては、公共投資の減少傾向が依然として続いている厳しい経営環境の中、ここ数年民間の設備投資によって支えられてきた建設業界でしたが、改正建築基準法の実施により認定が下りるのに早くて3ヶ月はかかるという不測の事態が生じ、住宅着工件数が大幅に減少し、更にサブプライムローン問題も追い打ちをかけ、受注競争の激化に追い込まれているのが現状です。又、投資マネーによって引き起こされた世界的な資材の暴騰も見のがせません。

 このような情勢の中で、2009年も引き続き明日が見えない不透明感が漂い尾を引く不況感に暗雲がたれこめるような気分は否定できませんが、地域経済の1日も早い回復を期待しながら、ひるまず気力をもって管業界の振興に努力を重ねてまいりたいと思います。

 今後もこのような厳しい経営環境が続くと思いますが、9単協組合の組織構成からなる佐賀県管工事協同組合連合会はさらに結束して管専門業者としての自覚と、長い歴史の中で培ってきた確かな技術力、施工力をもって、サービスと信頼を基本理念に地域社会に貢献できる管業界として、現状に即応した情報の収集と提供、管工事に関連した講習会の案内等本来の職務を果たして参りたいと存じております。今後とも組合員の皆様、関係業界の皆様のご支援、ご協力を賜わりながらさらに歩み続けていきたいと思います。

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